小田急の玉川学園前駅に設置してある自動販売機で、パスモを使うと実際の定価より多く取られたということがありました。
これは、自動販売機の設定にミスがあり、パスモを使ってドリンクを買うと定価よりも多く引かれてしまったとのこと。
現金で自動販売機からドリンクを買う時は、入れた金額が表示されますし、不足していれば買うことができません。逆に多く入れてしまっても返却口から戻ってきます。
でもパスモなどの電子マネーだと、あまりお金を使っているという感覚が無いので、ドリンク程度の価格のものだといちいち確認しない人も多いはずです。
ですから現金の設定が間違っている場合は、すぐにクレームが来たりするので早く間違いが判明するでしょうが、パスモだとなかなか気付かれないケースが多く、ミスがなかなかわからなったりします。
小田急の場合は比較的早くパスモのミス設定に気が付いたようで、10日間ほどの短い期間で修正できました。
ところでいったいいくら間違っていたかと言うと、110円のドリンクが119円になっていたそうです。現金ならお釣りが出せないからそもそも設定できなかったでしょうね。
それにしても9円の返金を申し出てきた方はどれくらいいたのかな?
私ならめんどくさいので行かないと思います。
パスモは私鉄の京王線でも使えます。
京王電鉄グループには京王パスポートカードというクレジットカードがあります。
京王パスポートカードに入会し、パスモのオートチャージサービスをこの京王パスポートカードに申し込むことで、パスモで京王線を利用するとポイントが貯まるようになります。
オートチャージサービスを利用できるパスモは「オートチャージサービス機能付パスモ」になります。
このパスモを既に持っていて、京王パスポートカードも持っている方はすぐにポイントを貯めることができますよ。
入会特典などいろいろついていますよ。
1)乗り物ポイント新規申し込みで1000ポイント
2)定期券区域外でパスモを京王線で利用すると100ポイント
3)パスモで京王グループ系バスを利用すると200ポイント
4)パスモで同日に鉄道とバスを両方利用すると1日につき10ポイント
などがあります。
どの特典も期限が決まっていたり、条件があったりするのでわかりにくいですが、使っているうちにポイントが勝手に貯まってくれるならいいですよね。
このポイントはそのままショッピングなどで使えるので嬉しいです。
京王線沿線でも350店舗以上でポイント利用が可能なので、どんどん京王線にパスモで乗りましょう。
京王井の頭線は吉祥寺から渋谷までを結ぶ便利な路線です。
パスモがあれば井の頭線をタップリ楽しめます。
吉祥寺は成蹊大学や武蔵野大学、東京女子大学などのキャンパスが隣接し、学生の多い町として活気があります。
また住宅街としても素敵な街並みで、ファミリーにも人気の高いスポットです。
京王井の頭線を渋谷方面に向かうと、明治大学和泉キャンパスがある「明大前」駅。ここで新宿方面に乗り換えられます。
このまま渋谷方面に進むと若者に人気のスポット「下北沢」に着きます。
下北沢には様々な文化発信の場があり、ミュージシャンや劇団員、その他芸能関係の方も多い街です。
街並みもレトロなムードがあり、新しいビルが乱立するような最近のスポットとは違う魅力があります。
小田急線で新宿へ行け、井の頭線で渋谷へ行ける下北沢は1人暮らしの方にも人気ですが、家賃は結構高いようですね。
下北沢から渋谷に行く途中には、「駒場東大駅」があり、東大駒場キャンパスで学ぶ学生が京王井の頭線に多数乗降します。
こんな学生達をたくさん乗せて、京王井の頭線は渋谷に到着。
渋谷だけでも1日遊べちゃいますが、パスモがあればこんな京王井の頭線沿線巡りが楽しいですね。